日本ハムのドラフト4位、横浜・近藤健介捕手(18)が13日、千葉市内のホテルで仮契約を結んだ。契約金3000万円、年俸は500万円(金額は推定)。

 出身は千葉だが「関東で一番強いところでやりたい」と名門・横浜に一般入試で入学。1年夏からレギュラーに定着した。頭脳的なリードと強肩には定評があり、目指すのは日本ハムの正捕手だが、実は元遊撃手で内野ならどこでも守れるオールラウンダーだ。

 教育一家に育った。両親と兄、父方の祖父母に至るまで教師、または元教師という徹底ぶり。さらに両親は栗山新監督と同じ東京学芸大の出身で、母昌子さん(51)は「縁があるんですね」。運命に導かれたかのようにプロの世界へ飛び込む近藤は「フットワークや、捕ってからの動作には自信がある。(横浜OBに)恥じないように頑張りたい」と意気込んでいた。