<プロ野球ドラフト会議>◇25日

 西武から2位指名を受けた最速144キロ右腕の千葉国際・相内誠投手は、千葉・君津市の学校内のテレビで吉報を知り、喜びを爆発させた。指名の瞬間は「ビックリしすぎて何が何だか分からない」と振り返り、高瀬監督に握手を求められてから、ようやく笑みがこぼれた。同校初のプロ野球選手誕生とあって、その後はチームメートらにもみくちゃにされ、何度も胴上げで宙を舞った。

 小学4年で野球を始めたころからの夢が実現し、西武渡辺監督へのメッセージを問われると「指名してくれて、ありがとうございますと言いたい」と、感謝しきりだった。対戦したい打者に日本ハム中田を挙げ「1発は怖いけどスリルを味わいたい」と話した。