日本ハムは10日、岩手県花巻市内のホテルでドラフト1位大谷翔平投手(18=花巻東)の両親へ3度目の入団交渉を行った。前回と同じく山田ゼネラルマネジャーと大渕スカウトディレクターが出席した。

 金額などの交渉はせず、「大谷翔平君

 夢への道しるべ~日本スポーツにおける若年期海外進出の考察~」と題された30枚の資料を約1時間半に渡って説明。日本人のメジャー挑戦の現状や、他競技の若手選手における海外進出を説明した。

 交渉を終えて大谷の父徹さんは「持ち帰って本人にできるだけ詳しく、正確に伝えたい。最終的には本人の人生。後悔のないように、本人の意志で決めたい」と話した。次回以降の交渉は未定となっている。