<プロ野球ドラフト会議>◇23日

 オリックス1位の明大・山崎福也投手(4年=日大三)は「長年プレーできる選手になりたい。20年です」と明快だった。

 中学3年の3月、脳腫瘍の手術を受け、生存率10%の闘病に勝った。医師から「奇跡の子」と呼ばれて6年。夢だったドラフト指名を1位で受けた。「病気で苦しんでいる人もたくさんいるので、その人たちのためにも頑張りたい。粘り強くプレーするのが明治魂。自分が強い気持ちで投球している姿を、見てもらいたい」と笑顔で話した。駆けつけた森脇浩司監督(54)は「顔がかわいいね。歯並びもいい。スター性?

 感じるね。西よりも男前」とゾッコンだった。