横浜の村田修一内野手(27)の2度目となる契約更改交渉は16日、代理人だけが出席して行われた。1億円増となる年俸2億6000万円の球団提示に対し、村田側は出来高払いを含んだ総額で3億円を希望しており、合意に至らなかった。

 両者とも「最高の評価」という認識では一致している。横浜の村上忠則チーム運営部門統括は村田の希望額に「隔たりはあるが、予想された数字」と話した。

 交渉経過を聞いた村田は「球団は最下位だったからと言うが、自分は順位に関係なくタイトルを取った」と2年連続本塁打王の価値を主張した。(金額は推定)