井端異例の“5年保障契約”で生涯竜宣言
中日井端弘和内野手(33)が16日、名古屋市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、異例の“5年保障契約”を結んだ。年俸はベースなしの変動制で、5年間の契約だけが保障されるというもの。来季は2000万円ダウンの2億5000万円となる。会見で「生涯中日」を宣言し、今年6月に637試合で途切れた連続試合出場記録への再挑戦を目標に掲げた。
ドラゴンズで野球人生を終えたいという強い思いが球団に届いた。今季FA権を取得した井端が結んだのは異例の“5年保障契約”。年俸は成績によって上下するが、5年間の契約だけは保障されるというもの。契約内容を問わなければ球団史上最長の契約だ。希望が通り「できればドラゴンズで現役生活を終えたいと思うし、1年でも長く現役でいたい」と「生涯竜」を宣言した。
球団には7年契約を求めたという。「ひとつの区切りである40歳まで契約してほしいと頼んだ」。今年6月にFA権を取得した際に、権利は行使せず残留することを表明していた。結局、ケガのリスクなどが考慮され、年俸保障なしの5年契約で合意した。
来季の年俸は2000万円ダウンの2億5000万円となったが、納得している。今季は左足痛などの影響で出場106試合で打率2割7分7厘、5本塁打、23打点、8盗塁。6月には現役2位だった連続試合出場記録が637試合で途切れた。「僕自身、試合に出るのが仕事だと思っている。いくらでも押そうと思っていたし、下がった分は来年取り返したらいい。ケガをしたらいけないと改めて思った」と話した。
落合監督からは来季、二塁へのコンバートを伝えられている。「(遊撃は)長いことやってきて寂しい面もあるが、チームの方針ですし、こだわりはない。与えられた仕事をやろうと思う」。目標は守備位置が入れ替わる荒木だ。「ずっとゴールデングラブをとっている。荒木に追いつけ追い越せで頑張っていきたい。もう1度私生活から改善していかないと。トレーニングも怠らないようにしたい」。ドラゴンズ愛を貫く井端が、今度は二塁手としてフルイニング出場を目指す。【福岡吉央】
[2008年12月17日9時53分 紙面から]
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