オリックス近藤一樹投手(27)が7日、スカイマークスタジアムで契約交渉に臨み、400万円アップの4900万円で更改した。9年目の今季は7月までに5勝6敗。打線の援護に恵まれないこともあった。しかし8月以降は大量失点が続き、9月1日西武戦では「教育的続投」で8回7失点の完投負けなど勝てず、最終的に5勝10敗だった。「前半から中盤まで先発としての内容を評価していただいた。8月くらいからは投げれば負けて…」。岡田彰布監督(53)から酷評されることもあったが「(登板の)次の日に新聞で監督の記事を見たけれど、自分が悪いのは分かっている」と振り返った。来季に向けては「負けるのは簡単。もう少し粘る投球をしたい」と誓っていた。