殿堂入りした中日落合監督のコメント。

 「私はユニホームを着ている間はこの賞とは無縁だろうと思っていました。ユニホームを脱いでから、いつか、もらえればいいなと思っていた。私だけではなく、女房、息子、息子の嫁と4人でささやかな祝杯を挙げたいと思います」。

 09、10年と2年続けて1票足りずに落選。

 「それについては私は何も言いません。ただ、どうせなら3年連続1票差で落選した方がおもしろかったんじゃないか。他人がやらないことをやるのはいいことだろ。ハハハッ」。

 「野球界からもらえるものは全部いただいた。これが最後の賞でしょう。これから野球界のためにひと肌でも、ふた肌でも脱ぎたい。野村さんの代わりと言っては何ですが、これからも小言を言います。それに耳を傾けてくれるコミッショナーだと信じています」。