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寒さで手を温めながら体を動かすイチロー（撮影・加藤哉）

　ニッカンスポーツ・コムのユーザーが考えるＷＢＣ日本代表のキーマンはイチローだった。強化試合では不振を極めるイチローに対する注目度の高さは格別だった。また、優勝予想では期待込みなのか日本がトップだったが、２位韓国、３位ドミニカ共和国で米国は５位だった。

　ＷＢＣのアンケートの結果と寄せられた声を紹介する。

★Ｑ１：優勝するのは？

１、日本　　　　　　５７２

２、韓国　　　　　　２１７

３、ドミニカ共和国　２１１

４、キューバ　　　　１８７

５、米国　　　　　　１８０

６、ベネズエラ　　　　３４

７、プエルトリコ　　　　８

８、メキシコ　　　　　　５

９、パナマ　　　　　　　４

１０、中国　　　　　　　３

１１、台湾　　　　　　　３

１２、イタリア　　　　　２

１３、オランダ　　　　　２

１４、カナダ　　　　　　１

１５、南アフリカ　　　　１

１６、オーストラリア　　１

総計　　　　　　　１４３１

　（キューバ）「キューバは強い。前回のＷＢＣも五輪も決勝まで行っている」（３０代男性）

　（米国）「アメリカのチーム編成、バランスの良さが怖いです。特にバッターに高打率・選球に秀でた選手が多いのが優勝チームにした理由です。ライト、ジーター、チッパー、ペドロイアが並ぶのは反則です。大砲が揃っていた方が楽だったと思います」（３０代男性）

　（ドミニカ共和国）「追う者と追われる者のプレッシャーの違い。総合力でドミニカが相当強いと思う」（３０代男性）

★Ｑ２：日本の成績は？

１、優勝　　　　　　　　５６９

２、準決勝敗退　　　　　４５１

３、第２ラウンド敗退　　２５１

４、準優勝　　　　　　　１２５

５、第１ラウンド敗退　　　３５

総計　　　　　　　　　１４３１

　（準決勝敗退）「かんばって欲しい。しかし、難しいでしょう。投手はいいがダルビッシュは精神的に弱い、北京でもそうだったけど。打線も小粒だし。重圧に弱い気がする。でも、優勝してもらいたいよ！！！」（４０代男性）

　（第２ラウンド敗退）「日本は確かに投手力はいいが、打力が弱く、またプレッシャーのかかった試合で弱いので、第２ラウンドで敗退するだろう。ただ、イチローがリードオフマンとして打ちまくるようなら、全員のプレッシャーがとれて、もっと勝ち進めるかも知れない」（４０代男性）

　（優勝）「今まで全く野球に興味のなかった今年小学３年になる甥がイチローをはじめとする代表選手を見て４月からリトルリーグに入りたいと言っているそうです。ＷＢＣに出たいそうですよ。優勝できたら奇跡だと思えるほど強敵ぞろいですが、勝ち負けに関係なく、リスクを承知で日本のために、野球のために、頑張ってくれる選手たちに心からありがとうと言いたいです！」（３０代女性）

★Ｑ３：日本のキーマンは？

１、イチロー　　　　３６０

２、ダルビッシュ有　１６２

３、その他　　　　　１３７

４、原辰徳監督　　　１２４

５、松坂大輔　　　　　９６

６、城島健司　　　　　８５

７、稲葉篤紀　　　　　８４

８、村田修一　　　　　７２

９、中島裕之　　　　　５４

１０、青木宣親　　　　５３

１１、岩隈久志　　　　４２

１２、田中将大　　　　４１

１３、藤川球児　　　　３７

１４、福留孝介　　　　３５

１５、杉内俊哉　　　　３３

１６、岩村明憲　　　　１６

総計　　　　　　　１４３１

　（イチロー）「チャンスメーカーではなく、どれだけ打点を稼げるかにかかっている。ＷＢＣには特別な感情があるのか、気負い過ぎが裏目に出るとちょっと心配」（４０代男性）

　（イチロー）「いい意味でも、悪い意味でもキーマンになるのは、やはりイチロー。イチローの好不調が戦績に影響するというよりも、選手達の雰囲気に影響を与えそう」（３０代男性）

　（ダルビッシュ有）「投手が大事。ダルが普通の力を出すことで大会を通じて失点が抑えられる投手戦略が立てやすくなる」（２０代男性）

　（その他）「渡辺俊介の使い方が一番ポイントではないか。第２ラウンドまでは秘密にしておいて決勝ラウンドから使っていく。先発でなくとも途中で使うことによって相手のリズムを乱すことができるのではないか」（４０代男性）

　（その他）「小笠原がいる。イチローを交代させる勇気を原監督は持ってほしい」（５０代男性）

　（その他）「中島ではなく、川崎をショートで使うべき！守備の安定感が断然違うし、攻めても柔軟なミートは国際試合で強力！川崎が躍動しなければ日本に活路はないと言っても過言ではないのではないでしょうか」（５０代男性）

　（原辰徳）「ピッチャーの球数の制限がある。平均的に良いピッチャーを備えているチーム、相手ピッチャーに球数を投げさせる好打者が揃っているチームが有利。短期決戦は調子の良い選手をどんどん使っていくだけ。駄目だった選手にリベンジの機会を与える必要も無し。ペナントレースの戦い方をして星野は負けた。原はそういうことはないでしょう」（４０代男性）

　（松坂大輔）「大事な試合では、必ず松坂が登板するはず。日本のキーマンになることは間違いないと思います」（３０代男性）

　（城島健司）「城島選手はそのピッチャーの一番良い球で勝負するイメージがあるが、短期決戦では相手に合わせたリードが必要だと思う。一方でメジャーのストライクゾーンを知っている強みがある」（３０代男性）

　（稲葉篤紀）「４番バッターが打たないと勝てません、稲葉選手に頑張ってもらいましょう」（４０代男性）

　（稲葉篤紀）「国際試合のときは、必ず高打率を残しており、どんなタイプの投手がマウンドに上がっても、抜群の精神力とバットコントロールでボールをとらえることが可能で出塁率が高く、出塁すると、他の選手がつなぐことを意識して打席に入れている。そしてそれを意識したチームバッティングができているから」（１０代男性）

　（藤川球児）「先発完投が、ありえないので、なんとか抑えまで行けば絶対に勝てるの方程式（安心感）が必要」（５０代男性）

　以上、ご協力ありがとうございました。

　［2009年3月4日2時32分］

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