台湾プロ野球選抜が17安打8得点と猛攻を見せた。洪一中監督は「まさか日本の投手から17安打できるとは思わなかった。我々はリラックスしているが、日本は負けてはいけない重圧がある」と謙遜した。

 3番の王柏融が特に目立った。事前にインターネットで日本の投手を研究したそうで、1回に先制の犠飛、1-2の3回には逆転2ランを放つなど3安打3打点。昨季、台湾プロ野球で200安打を放ち、打率4割1分4厘と大活躍した23歳の左打者は「うれしい気持ちしかない」と喜んだ。