侍ジャパンが、大勝で今季の対外試合初勝利を挙げた。

　小久保裕紀監督（４５）は「調子がいい選手と、そうではない選手がいますが、菅野、石川がいいピッチングをしてくれた。昨日の台湾打線の振りを見た時に振れていると感じたんですが、さすが菅野ですね」と、４回無失点に抑えた右腕をたたえた。

　１点リードの５回１死一、二塁からは、重盗を仕掛けてチャンスを広げ、２点を奪った。

　「初回の山田のホームランの後、なかなか点は入らなかった。筒香が１ストライクから自己犠牲で見逃して、（その間の重盗で）点が入った。いい攻撃だったと思います」と言った。

　積極的に仕掛ける攻撃については「スキがあればいきますけど、なかなかスキを見せてくれない。スキがあったらいくことは徹底している」と説明。「明日大阪に移動して練習して。３日と５日の試合で万全に仕上げて、７日の初戦に臨みたい」と必勝を期した。