第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)、14日の2次ラウンド第2戦で、侍ジャパンがキューバに8-5と競り勝った。日本は15日のイスラエル戦に勝てば全勝で米ロサンゼルスで行われる準決勝へ進む。

 日本、オランダ、イスラエルの3チームが2勝1敗となった場合、当該チーム同士の失点率(失点÷守備イニング)で順位を決める。失点率で1位のチームは準決勝進出が決まり、2位と3位のチームは16日にプレーオフを行う。オランダはすでに両チームとの対戦を終了し失点率0・53。日本-イスラエル戦が9回で決着した場合、イスラエルは完封勝ちしてもオランダの失点率を上回ることができない。日本は4失点以下の敗戦ならば失点率0・50以下で、オランダを抜いて失点率が1位となり、E組1位で準決勝進出が決まる。日本が5失点以上で敗れたケース(5失点で失点率0・55)は、失点率トップのオランダがE組1位で、日本の準決勝進出はイスラエルとのプレーオフに勝つことが条件となる。