ベネズエラ代表のロベルト・スアレス投手(26=ソフトバンク)が14日(日本時間15日)、WBCの出場登録メンバーから外れた。同国代表の公式ツイッターが報じた。地元メディアによると負傷が理由で、右肘を痛めた模様だ。

 スアレスはWBC1次ラウンドD組で12日のメキシコ戦に2点ビハインドの8回に登板。1死を奪った後、レアード(日本ハム)に対し、フルカウントとした後、異常を訴えて交代し、ベンチに下がっていた。

 現地から報告を受けたソフトバンクの工藤監督はこの日、スアレスを日本に呼び戻し、病院で検査を受けさせることを明かした。「それからじゃないと、分からない。本人もやろうと思ってやった訳じゃないんだから。言えるのはそれだけだよ」と、顔をしかめた。