この大会から試練の七番勝負が始まった黒潮“イケメン”二郎は、初戦のウルティモ・ドラゴン戦に、惜しくも敗れ、黒星スタートとなった。

 ドラゴンの巧みな技に翻弄(ほんろう)され、何度もフォール負け寸前までいきながら粘りは見せた。イケメンコールの後押しを受け、ドラゴンを追い詰めたが、最後は10分35秒、アサイDDTで試合を決められた。

 試合後、次なる対戦相手が発表された。怪力を誇る大日本の関本大介だった。「今日とはまったくタイプの違う相手。ふつう、誰も勝てないと思うでしょうけど、ヒザねらって、ヒザねらって丸め込む」と初勝利へ意気込んでいた。