ダブル世界戦で帝拳コンビに挑むメキシコ勢2人が、3日に来日した。WBC世界スーパーバンタム級王者西岡利晃(33)に挑戦する同級6位イバン・エルナンデス(26)は、IBFスーパーフライ級に続く2階級制覇がかかる。2850メートルの高地でキャンプし、クレバーに足を使う練習を積んできたという。「KOは狙わず極上の試合で勝つ」と宣言した。WBA世界スーパーフェザー級7位ファン・カルロス・サルガド(24)は、王者ホルヘ・リナレス(24)と同じ無敗で初挑戦となる。「ダウンも骨折も1度もない。よける技術は持っている。負けないスピードKOしたい」と話した。試合は10日東京・代々木第2体育館で開催され、WOWOWで生中継される。