11日にゴングとなるボクシングのダブル世界戦の前日計量が10日、東京・文京区の後楽園ホール5階展示場で行われた。WBA世界スーパーフェザー級王者ファン・カルロス・サルガド(メキシコ)と挑戦者で同級3位の内山高志(ワタナベ)は、ともに58・9キロのリミットでクリアした。内山は「練習はみっちりやってきた。王者は予想通り、強い選手。そういう選手に勝つことに価値がある。最後に結果が残せればいい」と決意を口にした。

 またWBA世界スーパーバンタム級王者のプーンサワット・クラティンデーンジム(タイ)と挑戦者で同級10位の細野悟(大橋)も、ともに55・3キロのリミットで一発クリア。細野は「KOで必ず勝ちたい。必ず明日、世界王者になります」と自信に満ちあふれていた。