17日に埼玉・さいたまコミュニティアリーナでWBA世界スーパーフェザー級王者内山高志(30=ワタナベ)に挑戦する同級13位アンヘル・グラナドス(35=ベネズエラ)が12日、都内のワタナベジムで練習を公開した。スパーリングこそしなかったが、縄跳びからサンドバッグ打ちにシャドーボクシングと約1時間半、しっかり体を動かして汗を流した。グラナドスは「体調万全でやって来た。内山もハードパンチャーだと思うが私もハードパンチャーです」とにやりと笑った。

 184センチという長身を内山陣営は警戒しているが「これが僕のサイズですから。長、中、短と、距離をうまく使って戦います」と、身長差とリーチ差を生かすつもりのようだ。得意パンチを聞かれると「試合の日に、みなさんが分かることになるでしょう」と、自信満々の表情を浮かべていた。