<プロボクシング:WBC世界ミニマム級タイトルマッチ12回戦>◇1日◇神戸ワールド記念ホール

 井岡一翔(21=井岡)が、プロ7戦目の日本人最短記録で世界王座を獲得した。40戦39勝(14KO)1分けの無敗王者オーレドン・シッサマーチャイ(タイ)に挑戦。2回に左フックでダウンを奪うと、5回1分7秒、前へ出て連打を繰り出した王者に左ボディーを見舞い、2度目のダウンを奪った。そのままレフェリーが止めてTKO勝ち。井岡は「皆さんのおかげでベルトを取れた。感謝の気持ちでいっぱいです」とリング上で腕を突き上げた。