<IGF:GENOME18>◇17日◇東京ドームシティホール◇2806人

 八百長問題で相撲界を引退した元十両霧の若の将軍岡本(28)が、プロレスデビューを白星で飾った。日本プロレス界の父・力道山をイメージさせる黒のロングタイツ姿の岡本は、相撲で培った突進力を生かして、張り手でサップをコーナーに追い込んではダウンを奪った。サップの意識が上半身に集中したところで、タックルから逆片エビ固め。2分ジャストにギブアップを奪った。

 岡本は「上半身を攻めて、逆片エビ固めというのは作戦通り。勝てて良かった。ホッとしています」と振り返った。試合後は観戦に訪れた元師匠の陸奥親方(52=元大関霧島)に「ありがとうございました」と頭を下げた。「戦う姿勢が見せられた。来てくれて良かった」と目を潤ませた。

 アントニオ猪木会長(68)に「岡本をよろしくお願いします」と頭を下げた陸奥親方は「第2の世界で一生懸命頑張ってくれた。初めてプロレスを見に来ました」と笑顔を見せた。