ボクシング元WBA世界フライ級王者ユーリ阿久井政悟(30=倉敷守安)が世界2階級制覇を見据えてスーパーフライ級に初挑戦する。
6月6日、東京・後楽園ホールでフィリピン同級13位ローリンツ・ビアソンとの同級10回戦を控える。13日、出げいこ先となる東京・新宿区の帝拳ジムで練習したユーリ阿久井は「今はスーパーフライ級で(世界戦を)みている。返り咲くなら2階級制覇かなと。それを視野に入れた大事な試合」と明かした。
昨年3月に寺地拳四朗(BMB)とのWBA、WBC世界フライ級王座統一戦で敗れて王座陥落。同12月に再起戦で勝利した際の契約体重もフライ級超(51・5キロ)だった。24年秋から母校・環太平洋大でフィジカル練習に本格着手し「基礎的な練習だけど通常体重も増えた。フライ級の減量もきつくなってきた」と階級変更の時期と意識している。
帝拳ジムでは小山和博トレーナーのもとで練習を積んでいる。ユーリ阿久井は「小山さんも自分も細かいことを考えるので性に合う。がっと勝って世界にいけるような試合がしたい」と気合を入れ直した。【藤中栄二】

