新日本プロレスは19日、都内の事務所で21日の大阪大会(ボディメーカーコロシアム)で行うIWGPインターコンチネンタル選手権の調印式を行った。

 王者中邑真輔(34)は、挑戦者のバッドラック・ファレに対し「仮にインターコンチのベルトを取られると、ほとんどのベルトがバレットクラブにいっちゃう。でも、不安定なときこそ自分は実力を発揮できる」と2度目の防衛に自信をのぞかせた。

 新日本入り以来、初のタイトル挑戦となるファレは「偉大なチャンピオンの挑戦者になれて心からうれしい。私が勝って、バレットクラブがすべてのベルトを手にする」と王者を挑発した。

 バレットクラブとは、CHAOSの高橋の裏切りによってA・J・スタイルズがオカダカズチカからIWGP王座を奪取したことが発端となり、抗争が激化。その後はオカダがスタイルズへのリベンジに失敗するなど押され気味だが「本気になってつぶす」と宣言した。