グリーンツダジムは18日、大阪市内の同ジムで会見を開き、WBC女子世界フライ級チャンピオンの真道ゴー(27)がクラトキジムから移籍したと発表した。

 性同一障害を公表している真道は、前ジムと意見のすれ違いがあり、以前から親交のあったグリーンツダの本石会長に相談。同会長の仲介で話し合いを重ね、円満移籍となった。

 次戦は、10月中にメキシコで防衛戦を行う予定で、18日から本格的に始動する。

 真道は「メキシコでできることは、逆に楽しみ」と笑顔。元体操日本代表の田中理恵さんとは和歌山北校の同級生で、今回の件については「理恵も忙しいので、あまり話せていない。でも『頑張っていこか』という感じだった。理恵には、スポンサーになってもらおうかな(笑い)」とちゃめっ気たっぷりに話した。