魔裟斗(30=シルバーウルフ)がK-1のゼネラルマネジャー(GM)に就任するプランが浮上した。K-1を主催するFEGの谷川貞治イベントプロデューサー(EP、48)が「ゼネラルマネジャーでもEPでも、何らかの形でお願いしたい」と、育成も含めた要職への就任を要請する考えを明らかにした。

 魔裟斗はK-1の中量級(70キロ以下)のMAX世界王者に2度就いた。その実力と実績に加え、甘いマスクで俳優デビューするなど、その人気と知名度は格闘技の枠を超えて日本中に幅広く浸透し、K-1の普及にも大きく貢献した。そこで谷川EPは魔裟斗に白羽の矢を立てた。「野球でも引退した人が監督になったり、球団のGMになったりする道があるじゃないですか。そういう道がつくれるかどうか。魔裟斗君がやらなきゃならないことはあるでしょうね」と谷川EP。「すごく青春させてくれました」とK-1に強い愛着を見せている魔裟斗が、就任要請を受諾する可能性もある。