「魔裟斗2世」の呼び声が高い、K-1のHIROYA(18)が、現在通っているタイ・バンコクの高校を卒業後、青学大を受験する意向を明かした。3日、東京・江東区の成田山深川不動堂の豆まきに参加し、自ら「青学大に行きたい。両立は大変と思うけど覚悟しています」と明かした。入試方式などは検討中で「試合も大事だけど受験も大事」と、頭は受験生モードになっていた。

 HIROYAは中学卒業後はタイで修行を積み、現在はセントジョーンズインターナショナルハイスクール3年生。6月下旬の卒業後は神奈川県内の実家に戻り、フリーとして活動する予定。青学大には「ビジネス系の勉強をしたい」との希望に沿う経営学部があり、同大の相模原キャンパスには実家から通いやすい。「今は英語で授業を受けているので、忘れないように勉強もしたい」と話した。

 HIROYAは昨年で引退した魔裟斗氏に才能を評価され、07年に15歳でK-1デビュー。K-1甲子園では08年優勝、昨年は準決勝で敗退した。合格すれば9月にも大学生ファイターとなる。