ボクシング元世界2階級王者・井岡弘樹氏のおいで、WBC世界ライトフライ級9位の井岡一翔(21=井岡)が、今年の大みそかにプロ7戦目で世界初挑戦する計画が浮上した。1日、父でプロモーターの一法氏が「12月23、26、31日に大阪府立体育会館を会場に押さえている。大みそかが第1希望」と明かした。標的は既に対戦オファーを出しているWBC王者ニーニョのほか、WBA正規王者レベコ、WBAスーパー王者セグラまで範囲を広げて交渉に入るという。この日発表された次戦プロ6戦目(10月10日、大阪府立体育会館)の日本同級王座決定戦に勝てば、辰吉丈一郎と名城信男が持つ世界王座獲得の国内最短記録(8戦目)更新がかかる、大みそか決戦に前進する。