米ネバダ州アスレチックコミッション(NSAC)が9日(日本時間10日)、今月4日に行われたUFC143の薬物検査で、ニック・ディアス(28=米国)にマリフアナの陽性反応が出たと発表した。ディアスの陽性は、五味隆典と対戦した07年2月のPRIDE33以来2度目。当時は罰金と半年間の出場停止で、同州内の格闘技興行を統括するNSACは今回、さらに厳しい処分を下す見込み。ディアスが控訴すれば、4月に公聴会が開かれる。(デーブ・レイブル通信員)