ボクシングのIBF世界スーパーフライ級6位帝里(ている)木下(28=千里馬神戸)が、メキシコから再出発する。同級1位テテとの王座決定戦の判定負けから一夜明けた19日、神戸市内のジムで会見。「このままやめられない。スーパーフライ級で世界を目指したい」。再起を誓った愛弟子に、千里馬会長は「海外の厳しい環境で試合をさせる。メキシコを考えている。そこで負けるようなら世界は取れない」と過酷な再起ロードを用意。帝里も「今日、初めて聞いたけど、それが強くなる近道だと思う」とプロ初の敵地戦を視野に入れた。