日本相撲協会は6日、大相撲春場所(8日初日、大阪・ボディメーカーコロシアム)の取組編成会議を開いて初日と2日目の取組を決め、初場所で史上最多33度目の優勝を果たした横綱白鵬(29=宮城野)は初日に小結妙義龍(28)、2日目に東前頭2枚目の佐田の海(27=ともに境川)と対戦する。

 8場所ぶりの優勝を狙う横綱日馬富士(30=伊勢ケ浜)は新小結玉鷲(30=片男波)と東前頭筆頭の栃煌山(27=春日野)、昨年の春場所を制した横綱鶴竜(29=井筒)は西前頭筆頭の逸ノ城(21=湊)と妙義龍の挑戦を受ける。

 新関脇は、照ノ富士(23=伊勢ケ浜)が初日に東前頭3枚目の高安(25=田子ノ浦)、2日目に西前頭3枚目の碧山(28=春日野)と、隠岐の海(29=八角)は碧山、西前頭2枚目の宝富士(28=伊勢ケ浜)と当たる。

 大関陣では稀勢の里(28=田子ノ浦)が栃煌山、玉鷲と、場所前に婚約を発表した琴奨菊(31=佐渡ケ嶽)が佐田の海、逸ノ城と、地元大阪で初優勝に挑む豪栄道(28=境川)は宝富士、高安と顔を合わせる。

 期待の西前頭5枚目の遠藤(24=追手風)は初日に豊ノ島(31=時津風)、2日目に豪風(35=尾車)と組まれた。

 また初日で、場所前の力士会で横綱白鵬から仕切り前の「ホッ」「ホゥッ」のかけ声を注意された前頭12枚目同士の千代鳳(22=九重)と琴勇輝(23=佐渡ケ嶽)が直接対決する。

 十両以上の休場者はいない。