HKT48が30日、マリンメッセ福岡でツアーファイナル公演を行った。2月の名古屋からスタートしたツアーは4都市6公演で6万3000人を動員した。指原莉乃(23)を団長にしたサーカスをモチーフにしたステージを展開。この日も高さ15メートルの空中から指原が登場するなど凝った演出で会場を沸かせた。

 この日はアンコール時にサプライズを連発した。まず、研究生から10人が正規メンバーに昇格、新チーム「T2」が結成されることが発表された。山下エミリー(17)がキャプテンを務める。山下は感極まる場面もあったが、「みんなをまとめ上げるよう頑張ります」と力を込めた。

 さらに、4月13日発売の新曲「74億分の1の君へ」を初披露。夏のホールツアーも発表された。7月11日の福岡サンパレスホールを皮切りに10都市11公演を行う。一方、ライブを前に囲み取材に応じた指原は連覇のかかる「第8回AKB48選抜総選挙」(6月18日、ハードオフエコスタジアム新潟)について、選挙公約は今年はないとしたが「水着ライブはやると思います。あと、アジアツアーに行きたいです」と宣言していた。【上岡豊】