AKB48チーム8が、48グループ初の1日4公演を完走した。夜PITには太田奈緒(23=京都)岡部麟(21=茨城)小田えりな(21=神奈川)ら、平均年齢19・5歳の大人メンバー16人が出演。岡部、吉川七瀬(20=千葉)佐藤朱(21=宮城)がガーター衣装で歌う「誘惑のガーター」や、立仙愛理(19=高知)服部有菜(17=岐阜)高橋彩音(20=埼玉)が途中で衣装を脱ぐお色気満点曲「ジッパー」などで、セクシーな色気を前面に出した。

 トークでは、「最近セクシーになったメンバーは?」というお題で話が盛り上がった。大西桃香(20=奈良)は「レッスンの時、先生が『服部さんのセクシーさを見習って』と言われた。コツが知りたい」と、3つ年下の服部にアドバイスを求めた。服部がセクシーに見えるようほくろを自分で描いていることを明かすと、山田菜々美(19=兵庫)が「私、描かなくてもいっぱいあるのに…」と打ち明け、笑いを取っていた。

 大西と太田は、10月にそれぞれ写真集を発売する。場内画面ではそれぞれの収録ショットが公開され、ファンから歓声が上がっていた。大西はユニット曲「甘い股関節」で、プラカードを使った写真集の告知をするなど、PRに余念がなかった。

 アンコールでは、清水麻璃亜(20=群馬)が9月12日初日の五反田タイガーの舞台「Casket~深海から見える星~」で、主演を務めることが発表された。清水は「皆さんの前で発表されてうれしい。サプライズ発表が私なんかでどうしようと思っていたけど、『わ~!』って言ってくれて良かったです」と、祝福の拍手を喜んでいた。

 この日のチーム8は、午前10時半から1公演目が始スタート。4公演目は午後10時目前に終わった。メンバーがダウンするなど、ハプニングがありながらも、半日にわたるステージをやり抜いた。

 チーム8は今春からAKB48本体のチームとの兼任が始まったり、韓国のオーディション番組PRODUCE48でメンバーが離脱したりと、チーム単体で集まる機会が少なくなっている。締めのあいさつを任された小田は「これからは兼任先でも頑張っていくので、これからも…」と声を詰まらせ、「チーム8、大好き!」とボロ泣きしながらチーム愛を宣言。小栗有以(16=東京)らが抱き合う感動の場面だったが、最後に山田がもらい泣きしながら「大好きだよ~」と続くと、なぜか場内は爆笑に包まれていた。