SKE48が5日、名古屋・栄のSKE48劇場で結成6周年記念公演を行った。08年に松井珠理奈(17)松井玲奈(23)ら1期生が、同劇場で初公演を行ってから、ちょうど6年目の節目。渡辺美優紀(21)ら兼任メンバーを含めた66人全員が出演し、300人のファンと記念日を祝った。

 松井珠が「『SKEが一番とあらためて思ってほしい』と思って臨んだ」と話す通り、気合十分で臨んだステージ。組閣前の旧チームを中心にした構成や、同期ごとのユニットも組まれ、メンバーたちは刺激を受け合っていた。デビューシングル「強き者よ」や最新シングル「不器用太陽」のほか、カップリング曲など25曲を披露。須田亜香里(22)は「『私たちがSKE48です』と胸を張って言える存在でいられるよう頑張りたい」と決意を語った。

 上海のSNH48と兼任している宮沢佐江(24)は、不思議な運命を感じていた。「SKEができたときに、AKB48のコンサートでのお披露目で『SKE48です!』と呼び込んだのが私だった」。6年たって、自分がSKE48の一員となっていることに、「こうやって6周年を迎えているのうれしい。何か(縁が)あったんだなと思った」と感慨深げだった。