AKB48の大島優子(25)指原莉乃(21)が27日、ツイッターなどで、岩手県滝沢市の握手会でメンバーの川栄李奈(19)入山杏奈(18)が男に襲撃された件について触れた。公演が中止になり、握手会の警備態勢の見直しなどが進む中、指原は握手会の存続を願った

 襲撃事件から2日、AKB48メンバーが心境を吐露し始めた。指原はツイッターを更新。「りっちゃん(川栄)、あんにん(入山)、スタッフさん、そして現場に居合わせたメンバー、ファンの皆さんのショックを思うと犯人を許すことはできません」と強い怒りをにじませた。

 今月内の劇場公演中止や今週末の握手会延期が決まった。この日新たに中止が決まったイベントもある。指原は「私たちは1人のせいでファンの皆さんとの交流を失いたくありません」と強い気持ちを示した。握手会については「温かく家庭的な感じが私は好きでした。警備がより厳重になるそうですが、それでもあの家庭的な感じは残して欲しい」となごやかな雰囲気の大切さを強調した。

 公演再開や握手会の今後は関係者が協議中だ。指原は「いつ再開になるのか、どんな形になるのか分かりませんが、交流の場がなくなるのはつらいです」。AKB48以外のアイドルイベントも警備強化などの影響が出始めている。「アイドル好きとしてAKBだけじゃなく全ての現場で握手会がなくならないように願っています」としている。

 大島は交流サイト「グーグルプラス」に「あんにん(入山)とかわえい(川栄)にメールをしたら2人から返信が来たので私も安心しました」と記し、「これからの治療に頑張ってほしい」と励ましの言葉を添えた。事件が起きた時に体を張ってメンバーを守った男性スタッフについて「メンバーを守ってくれてとても感謝しています」と感謝の気持ちをつづった。