公開中の映画「十三人の刺客」(三池崇史監督)が17日(日本時間18日)、スペイン・バルセロナ近郊で閉幕したシッチェス・カタロニア国際映画祭で観客賞と最優秀美術賞を受賞した。SFやホラー、スリラー、サスペンスなどファンタジー系作品の映画祭として知られ、日本作品の観客賞受賞は04年「ハウルの動く城」(宮崎駿監督)以来、6年ぶり。三池監督は「ありがとう、シッチェス。アートの国での美術賞!

 最高です。おまけに観客の皆様からおほめいただいて幸せです」とコメント。最優秀美術賞を獲得した林田裕至氏は「1年がかりで取り組み、自分としても大変力を入れた作品でしたので、地球の反対側で評価していただいて大変うれしいです」と話した。