北京五輪野球日本代表の星野仙一監督(61)が、決戦の地のアイドル、パンダとタッグを組んだ。米大作アニメ映画「カンフー・パンダ」(26日公開)のCMに出演することになり、15日、都内で収録を行った。
先日、視察先のオランダで右肋骨(ろっこつ)を骨折。全治3週間と診断されたが、収録は明るい表情。五輪まで1カ月。17日には代表の最終メンバーが発表される大事な時期に、野球以外の仕事を快諾したのは、同映画のテーマ「自分を信じろ」に共感したからだ。
頼りにならないパンダが最強のカンフー・マスターを目指して奮闘する物語で、主人公は自分の力を信じることで強くなっていく。「あきらめない姿勢がいい。しつこく目的を達成しようといろいろな発想をする。野球でもあきらめないこと、しつこさが一番大事だからな」。
これまでグラウンドを離れると気分転換で映画を見ることは多かったが、「カンフー-」はすでに2回見て、刺激を受けている。「オレはパンダの師匠の立場に近いな。短期間で敵を倒すために(選手の育成を)成し遂げないといけないからな」。燃える男が、パンダ映画で闘志を燃やしているのは意外だが、白と黒のパンダカラーにこそ勝負師のこだわりがある。「オレ自身が白黒はっきりしてるからな。それにパンダよりもしつこさを持っているから大丈夫」。最後に勝つのは星野ジャ“パンだ”と、信じている。



