タマホームは、全国の既婚者1854人を対象に、夫婦の出産意識についてアンケートを実施した。「何人の子供を持ちたいか」との問いに、「2人以上」と答えた人は71・8%に上ったが、子供を1人持つ親の64・8%が、2人目の出産について「ためらいを感じる」と答えた。子供の数について、理想と現実には隔たりがあり、社会で指摘されている“2人目の壁”は確かに存在することが分かった。

 実際に、「2人目の壁は存在すると思いますか」との質問にも、81・8%の人が「存在する」と答えた。壁の理由は「経済的なきっかけ」が最も多く、85・1%。ほかに「自分の年齢」(52・1%)「第1子の子育てで手いっぱい」(36・3%)などが続いた。理想の子供の人数は「2人」(47・2%)、「3人」(22・0%)、「なし」(14・5%)の順だった。