回転ずしの「くら寿司」を展開するくらコーポレーションは、12月2日からコーヒーを販売すると発表した。注文を受けてからコーヒーマシンで抽出する本格タイプで、すしを食べ終わった後の「食後の1杯」の需要を取り込む。

 「プレミアホット珈琲」や「プレミアアイスラテ」など4種類があり、いずれも1杯157円。全店での導入を進めている「オーダー専用レーン」にコーヒーをのせて届けることで、いれたてで熱いまま提供できるようにした。

 いれたてのコーヒーの販売はセブン―イレブンやローソンなどコンビニ各社も力を入れている。本格コーヒーをめぐる販売競争は、ファストフード店や缶コーヒーのメーカーなども巻き込み、激しさを増しそうだ。