俳優のマイケル・キートン(63)が、第87回アカデミー賞授賞式で主演男優賞の受賞スピーチの紙のようなものをポケットにしまう姿が動画共有サイト「Vine」で1200万回以上再生され話題になっているという。

 現地時間22日に行われたアカデミー賞。マイケルは映画「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」(4月10日日本公開)の演技が評価されて主演男優賞にノミネートされていた。マイケルはノミネートされた5人の中で同賞を受賞する可能性がかなり高いと言われ、「博士と彼女のセオリー」(3月13日日本公開)のエディ・レッドメイン(33)のどちらがオスカーを獲得するか注目されていた。

 結局、エディが受賞し、多くの視線がエディに集まっていたが、エディの名前が呼ばれた時に、マイケルが白い紙のようなものを脇に挟んで拍手をする姿も映し出されていた。その後マイケルが立って祝福する時はその紙をスーツのポケットに入れていたのである。そのため人々はマイケルが自分が受賞すると思ってすでにスピーチの紙を用意をしていたのではないかと話題にしていて、そんなマイケルの切ない姿が動画共有サイト「Vine」や「You Tube」に投稿され、米ゴシップサイト「USウィークリー」はじめ各メディアにも取り上げられている。

 受賞を逃してしまったマイケルであるが、同映画は見事作品賞に輝いている。【ハリウッドニュース編集部】