フォーリーブスの初期メンバーだった歌手永田英二(60)が29日、都内で還暦記念ライブを行った。この日が誕生日だった。

 ちゃんちゃんこの代わりに、赤いジャケットを着て、デビュー直後の作品「恋をあげよう」「悲しきトレイン北国行き」を46年ぶりに歌唱。右足を高く上げるハイキックもしてみせて、とても60歳とは思えない柔軟性と運動センスを誇った。

 同い年で、脳梗塞の後遺症と闘いながら歌手活動に励む西城秀樹のことを気に掛けている。

 「歌は抜群にいいけど、足が思うように動かない。本人はすごい努力家で頑張っている。コラボをする話もちょっと出ているんだ」と打ち明けた。

 今後のテーマは「元気」だという。

 「感覚は18歳のころを何も変わらない。『青春とは心の様相』というけど、マインドが老いなければいつまでも青春。それに、いい作品はいつの時代でもいい。これからも心に染みる歌を歌っていきたい。新曲が4~5曲できているし、今日から再スタートです」と生涯現役を誓った。