舞台を無断降板したとして歌手土屋アンナ(31)に損害賠償を求めた訴訟の口頭弁論が13日、東京地裁で行われ、11月に土屋と原告のプロデューサー甲斐智陽氏(63)が証人で出廷予定であることが分かった。甲斐氏が「ANNAはどうしようもない女」という自作曲をユーチューブに公開し、土屋が名誉毀損(きそん)で訴えた訴訟との併合審理となっており、法廷で全面対決となりそうだ。

 この日は甲斐氏側の担当弁護士が代わったこともあり、9月の次回弁論と11月の人証調べの期日調整で終わった。11月(日時未定)に土屋と土屋の母親の事務所社長、甲斐氏が証人として出廷することになり、それぞれ80分と長時間、対決する。13年に始まった訴訟も最大のヤマ場を迎える。