舘ひろし(65)が20日、19日(日本時間20日)のラグビーW杯イングランド大会1次リーグで、優勝候補の南アフリカを撃破した日本代表に感激のコメントを寄せた。舘は愛知・千種高でラグビー部の主将を務め、日本テレビ系のラグビーW杯イングランド大会中継の「日本代表応援団長」に就任している。

 「後半戦、日本の攻撃には涙が出た! 本当に感動しました。ラグビーW杯応援団長として出演した番組で、日本中を感動する試合を、日本代表にお願いしました。それを実現してくれました。本当に素晴らしかった。特に攻めのディフェンスが良かったと思います。南アも、最強のメンバーで挑んでいたと思う。そのことも含め、意味のある勝利だったと思います。ブライアン・ハバナは世界屈指のスピードを誇る選手。そんなハバナに走るチャンスを与えない程の、素晴らしいタックルがあった」(原文まま)

 23日のスコットランド戦に向けても、熱いエールを送った。

 「1つ1つ全力を尽くして頑張ってもらいたい。見せるラグビーをしていただきたい。見ている者を感動させるラグビーが日本ラグビー界の未来につながると信じています。これから新しい歴史を作っていって欲しいです。私も会場で応援します!」(原文まま)

 舘は千種高時代からニュージーランド代表「オールブラックス」の熱狂的な信奉者で、オートバイチーム「クールス」結成の際には、バイクの車体やそろいのジャンパーなどをオールブラックスの黒で統一した。オールブラックスの一員として、W杯第1回大会のトライ王で、前日本代表ヘッドコーチのジョン・カーワン氏とは親交が深い。また日本ラグビー協会関係者との関係も深く、日本国内で行われるラグビーのビッグイベントにも、芸能界屈指のラグビー通として出席し、ラグビーの発展、普及に日々、務めている。