歌手影山ヒロノブ(54)が27日、Zepp東京で行われたアニソンライブ「日本コロムビア アニメソング 50th THE LEGENDS ライブ」で「不思議なことが起こっていますね」と苦笑した。

 影山は5人組アニソンユニットJAM Projectのリーダーとしても活躍し、若手アニソン歌手やファンの間から、敬意を込めて「長老」と呼ばれている。

 ところが、この日は、アニソン界の四天王”ささきいさお(73)水木一郎(67)堀江美都子(58)大杉久美子(64)が9年ぶりに共演するなど、共演者は先輩ばかりだった。

 ライブのもようは、途中までインターネット動画配信サービスのニコニコ動画で生配信されていたが、試聴していたファンから、影山が歌っている間に「長老が最年少」というメッセージが寄せられたという。影山は、自らが最年少という“不思議な状況”に対し、ファンが突っ込みを入れたことを楽しんでいる様子だった。

 影山は最後に出演者全員で31曲目の「ガッチャマンの歌」を歌った後、あいさつで「先輩が築いた50年」と言おうとしたが、先輩たちと並んで緊張したのか、「先輩が傷つけた」と間違ってしまった。水木から「傷つけた?」、ささきにも「お前が傷つけたんだろう?」と相次いで突っ込まれ「先輩が築いた50年の上に成り立っていたんだと…」と言い直して、苦笑した。