東京国際映画祭が10月31日に最終日を迎え、クロージング作品「起終点駅 ターミナル」(篠原哲雄監督、7日公開)の舞台あいさつが行われ、主演の佐藤浩市(54)は「日本映画らしい映画を持って来られたのは非常に光栄」と胸を張った。

 共演の尾野真千子(33)は、7月に結婚を発表後、初めて公の場に姿を見せた。「久しぶりにこんなにフラッシュを浴びて緊張しています」。主人公に人生を変えられる女性を演じたが「1人を長く思う男性が世の中、多いのでは。私の周りでは多いです」とのろけた。授賞式ではコンペ部門の受賞作や受賞者が発表されたが、日本映画は賞に絡まなかった。