高橋ジョージ(57)と離婚係争中の三船美佳(33)が7日、神戸市内で行われた乳がんの早期発見・早期治療の大切さを訴える啓発イベント「ピンクリボンスマイルウオーク2015神戸」にゲストとして参加した。

 イベント後、三船は離婚裁判が越年することが決まったことについて「大丈夫です。がんばります」と笑顔で語った。離婚の意志は固く、長期戦も覚悟しているようだ。離婚裁判は6日に東京家庭裁判所で非公開で行われ、次回は来年に弁論準備手続きで再開されることが決まった。

 イベントのトークでは「先週、人生初めて母と一緒に(乳がん)検診に行ってきました」と報告した。家族旅行などに行くほど親しく、乳がんで右乳房全摘出手術を受けた元女子プロレスラーでタレントの北斗晶(48)には以前から「1人の母親として、女性として絶対に検診には行っておいたほうがいい」と強く勧められていた。

 この日、北斗とLINEで連絡を取り合った三船は「(北斗さんは)本当はこのイベントに参加したいと言っていました」と明かし、現在の状況について「いまは本当にいい抗がん剤が出ているので、明るい未来を信じいるとおっしゃっていました」と話した。

 三船とともにトークに参加した愛知県がんセンター中央病院の岩田広治副院長・乳腺科部長によると、北斗が乳がん告白後、全国で検診に訪れる女性が急増したという。岩田副院長は「業界では『北斗ショック』と言われている」と、その影響の大きさに驚いていた。