「スター・ウォーズ」の生みの親として知られるジョージ・ルーカス監督(71)が、14日に米ロサンゼルスで行われる新作「フォースの覚醒」のワールドプレミアに出席することが明らかになった。

 ルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディ社長が、ハリウッド・レポーター紙に明かしたもので、同監督はすでに新作も観ており、とても気に入っていると言う。

 ワシントン・ポスト紙のインタビューに応じた同監督は、先月末の時点で「まだ新作は観ていない」と語っており、その後いつどこで観たのかは不明。「J・J(・エイブラムス監督)が作りあげたスター・ウォーズを観ることは、子供の結婚式を見るようなものだ」と語っていた。

 また、複雑な心境を離婚してバラバラになった家族が結婚式で再会する話しに例え、「式場に行くと、そこには元妻がいて、今の妻もいる。私は深呼吸をして、黙って良い人になってそこに座り、ただその瞬間を楽しもうと務めるのさ」と語っていた。

 3年前にルーカスフィルムをディズニーに売却した同監督は、新作のアイディアをディズニーから却下され、本作の製作からは一切手を引いたことを告白していた。(ロサンゼルス=千歳香奈子)