吉本新喜劇座長すっちー(43)が三蔵法師にふんしたパロディー映画「よしもと新喜劇 西遊喜」の公開日となった16日、すっちー、孫悟空役の吉田裕(36)、沙悟浄役の松浦真也(39)、猪八戒役の酒井藍(29)ら新喜劇メンバーが神戸市内で舞台あいさつした。

 台湾ロケを振り返ったすっちーは、新喜劇のぽっちゃり女優酒井とおでこの砂漠化が進む松浦に「ロマンスの予兆」があることを明かした。

 撮影の際の立ち位置を巡っての“バトル”がきっかけとなり「あれから2人がちょこちょこケンカするようになった。じゃれるようになった。もしかしたら付き合っているんじゃないかと思うぐらいの仲の良さ」と疑いの目を向けた。

 アツアツぶりを指摘された酒井は「私はハゲは無理なんです」と即答。それでも愛のある“お断り”に乳首ドリルで人気の吉田が「なんかええ感じやで~」とツッコミを入れた。

 恋人がいるという松浦は「藍ちゃんはタイプではないですけど、NGKにすらっとした女性のアイコラが張ってあって、顔だけは藍ちゃん。けっこうもしかしたらタイプかもしれない」と意味深に話した。

 すっちーは「やめてくださいよ。LINEでヘンなやりとりしないように!」と“時事ネタ”をからませてクギを刺すと、酒井は巨漢を揺らしながら「どこかしら目元が(ベッキーに)似ていると言われる」と笑わせた。

 同映画は吉本新喜劇で上演された「西遊記」のパロディー舞台を大胆に映像化。16日から全国で順次公開される。エンディング曲は、すっちーと松浦のユニット「すち子&真也」CDデビュー曲「パンツミー」。同曲は昨年6月、カラオケボックスで女子のパンツを見ようとする松浦をすっちーが注意したことが発端となり、その模様を楽曲に仕立てた。この日の舞台あいさつで2人は熱唱した。