「天使すぎるアイドル」が劇場で機関銃を“乱射”した!? 橋本環奈(17)が7日、大阪市内で初主演映画「セーラー服と機関銃 -卒業-」の先行上映会に出席、前田弘二監督とともに舞台あいさつを行った。

 角川映画40周年記念作品で、35年前に薬師丸ひろ子主演で大ヒットした映画の続編。前作では“女子高生組長”のヒロイン星泉が機関銃をぶっ放し「カイカン…」とつぶやくシーンが有名だ。

 この日は新たに星泉を演じた橋本がセーラー服姿で、場内の観客相手に名シーンを再現した。観客の大部分が、指をさして「バン!」と言われたら「ウッ!」とリアクションするのが“お約束”の大阪人だからこそ成立する小芝居で、橋本は「映画でも人に向けて(機関銃は)撃ってないんですけど…」と戸惑いつつも、まずは前田監督相手に「パン、パン、パン」と3発を試し打ち? 鹿児島の種子島生まれで「鉄砲伝来の地です、火縄銃ですけど」とやる気を見せた前田監督だったが、リアクションはいまひとつに終わった。

 橋本は気を取り直し、客席の観客相手に2度“乱射”。すると、撃たれるため? に立ち上がった観客の多くが「うわ~ッ」「やられた~っ」と叫びながらのけぞって見せた。

 橋本は「監督には機関銃のシーンで何度もNG出されましたが、今日の監督(のリアクション)では、私も何度もNGを出すと思います」と前田監督には辛口評価。しかし、観客に対しては「最初はみなさん、少し照れがある感じでしたけど、2回目は最高でした。100点です」と大喜び、最後は「カイカン!」とお約束のセリフで締めくくった。