歌舞伎俳優、片岡愛之助(44)が13日、和歌山県伊都郡にオープンした「九度山・真田ミュージアム」のテープカットに出席し、女優藤原紀香(44)との交際進展について聞かれると、言葉を発することはなく、笑顔でうなずくだけだった。

 愛之助は、NHK大河ドラマ「真田丸」(日曜午後8時)に、大谷吉継役で出演。役柄が九度山との地縁に加え、娘が真田幸村の息子と結婚するなど、縁が深いことから、落成式典セレモニーに招かれた。

 大谷吉継といえば、病気のため、白い布で顔を覆った絵が残っており、そのイメージが定着しているが、愛之助は「今回は発病する前からなんで、まだ覆面はしていません。(NHKから)できるだけ顔を出していきます、と言われています」と、明かした。

 また、大谷吉継はまだ放送に登場しておらず、愛之助は「僕の出番は4月17日からです」ともアピールした。

 上機嫌でセレモニーを終え、大勢の地元ファンから歓声を受けた愛之助は、満面笑み。帰りの車に乗り込む際には、手を振ってこたえた。

 報道陣から「いい報告はいつですか」「もうじきですか」「あとどれくらい待ったら?」などと、矢継ぎ早に質問を受けても笑顔を絶やさず、言葉で答えることはなかったが、交際順調をアピールするように、何度もうなずいていた。