女優のアンバー・ハード(30)の弁護士が、彼女が夫で俳優のジョニー・デップ(52)を脅迫していたという証言に反論している。

 アンバーは現地時間23日に昨年2月に結婚したジョニーとの離婚を申請。アンバーは離婚の理由を和解し難い不和と記載して、配偶者扶養料を要求していることが分かった。その後ジョニー側がその要求を拒否する書類を提出。そして、アンバーが裁判所にドメスティック・バイオレンスを受けたと主張して痛々しいアザの写真を提出し、ジョニーに対して接近禁止命令を申請した。アンバーは現地時間21日にジョニーから顔にiPhoneを投げつけられたことや、これまでドメスティック・バイオレンスを受けてきたと主張している。

 ジョニーがDV男だという主張に、ジョニーと2012年まで14年間連れ添い、娘と息子を一緒に育ててきた女優・歌手のヴァネッサ・パラディは「彼が私に肉体的に虐待したことはありません」と手紙を書き、娘のリリー・ローズは「私のお父さんは最も優しくて、愛情深い人よ。彼は弟と私に素晴らしい父親でしかなくて、彼を知っている人すべてがそう思っているわ」とインスタグラムに投稿した。

 さらにジョニーの友人でコメディアンのダグ・スタンホープがエンターテインメイト情報サイト「ザ・ラップ」のコラムで、21日の暴行騒動の前にアンバーが条件に同意しないとうそをばらまくと脅迫していることをジョニーから明かされたと暴露。友人たちはみんな何年前もアンバーがジョニーを操っていると分かっていたが、本人には言えなかったと長々とつづった。またダグは「ジョニーは使われて、操られて、仕組まれて、嫌なやつだって仕立て上げられた。彼はこうなることは分かっていたけれど、止めることができなかった。彼は僕がこれを言ったことで2度と僕と話をしてくれないかもしれないけれど、恐れやエゴで彼を擁護しなかったら、僕は自分のことを決して許すことはできないと思った。僕は友達のために立ち上がり、本当のことを言う」と明かした。

 そして、このダグの証言にアンバーの弁護士は「ザ・ラップ」に「ハード氏に対する主張は間違いなく明白に事実ではありません」「現実に根拠のないことで、利益のための典型的な有名人のスキャンダル暴露です」とコメントしている。

 また、英「ミラー」紙がアンバーに関する新しい過去の情報を得たと伝えていて、以前女性写真家ターシャ・ヴァン・リーと交際していたアンバーが2008年にカリフォルニア州でターシャと法的に内縁関係になっていたというのだ。アンバーは名前をアンバー・ヴァン・リーに変えていて、2人は2011年にニューヨークで結婚式も行っていたとのこと。アンバーはジョニーと2012年に交際をスタートしていて、2013年後半に名前を戻す手続きを行い、2014年4月に認められたそうだ。

【ハリウッドニュース編集部】