女優のアンバー・ハード(30)が現地時間5月31日、夫で俳優のジョニー・デップ(52)との離婚問題について表明文を発表した。

 アンバーは現地時間23日に昨年2月に結婚したジョニーとの離婚を申請。アンバーは離婚の理由を和解し難い不和と記載して、配偶者扶養料を要求していることが分かった。その後ジョニー側がその要求を拒否する書類を提出。そして、アンバーが裁判所にドメスティック・バイオレンスを受けたと主張して痛々しいアザの写真を提出し、ジョニーに対して現地時間27日に接近禁止命令を申請した。アンバーは現地時間21日にジョニーから顔にiPhoneを投げつけられたとして警察が動く事態になっていたが、証拠がなかったと伝えられている。ジョニー側は虐待されたと主張することでアンバーが早く経済的な解決を求めているとコメントしていた。

 そして、アンバーの弁護士は現地時間31日に「アンバーがロサンゼルス市警察に供述をするのを断ったことで、彼女の沈黙がジョニーのチームに利用されることになりました。アンバーは彼女のプライバシーとジョニーのキャリアを守るために警察に供述しなかったのです」「アンバーは何年も身体的に心理的にジョニーからの虐待と闘ってきました」と長々とコメントし、警察の調査を望んでいると明かした。

 さらに「第3者の通報で警察が対応しましたが、アンバーの願いはこの問題をできるだけプライベートにすることでした」「アンバーは単純にドメスティック・バイオレンスの被害者で、彼女の行動は決して金が動機になっているわけではありません。アンバーは勇敢で、経済的に独立した女性で、ジョニーの冷酷な弁護士軍団と代理人に対して正しいことをする勇気を示しています」と主張し、家庭裁判所はソーシャルメデイアでの誤った情報に影響を受けることはないと表明している。

 今回のことで、ジョニーの前妻ロリ・アン・アリソンさん、14年間パートナーとして内縁関係だった女優・歌手のバネッサ・パラディ(43)、娘のリリー・ローズ・デップ(17)、友人でコメディアンのダグ・スタンホープ(49)らがジョニーがDVをするような男性ではないと擁護している。【ハリウッドニュース編集部】