ギタリスト布袋寅泰(54)が3日、自身初のフリーライブを地元・高崎市のもてなし広場で開催した。

 17歳まで高崎市で生まれ育った。上京後、氷室京介らと結成したBOφWYとして82年にデビュー。活動35周年を迎えた。記念イヤーとともに、高崎市などの要請もあって実現した。

 布袋は「ハロー、高崎」とあいさつすると、会場内の約1万人から大歓声が上がった。運営協力の高崎市によると、会場に入れなかった1万5000人を含めると、計2万5000人がライブを楽しんだという。

 本編は8曲を披露した。オープニングは映画「キル・ビル」のテーマ曲。COMPLEXの「BE MY BABY」、高崎への思いも込めた最新曲「8 BEATのシルエット」、ソロのヒット曲「バンビーナ」「スリル」「POISON」などを選曲。アンコールでは、BOφWYの代表曲「NO.NEW YORK」「Dreamin,」の2曲を披露した。

 布袋は集まった大勢の観客に「最高の1日をありがとう。サンキュー!」と感謝した。